障害者枠で高収入が目指せる探し方と業種。

障害者雇用で働く人の平均年収は約200~250万円と言われています。

しかしこれは

  • フルタイム以外の人
  • 配慮を受け、簡単な業務のみをこなす人
  • 特例子会社で細かい配慮を受けて働く人

も含めた平均の金額です。

フルタイム(またはフルタイムに近い時間)でしっかり働けるのであれば300万円以上、何かしらスキルや技術があるのなら500万円以上を目指すこともできます。

この記事では障害者雇用で高収入を目指すための仕事の探し方、業種選び、給料アップのコツをまとめています。

高収入を目指すためのステップアップ

まず「障害者を持つ人が働く段階」についてお話します。

  1. 福祉的就労
  2. 就労移行支援
  3. 障害者雇用(配慮をしっかり受けて働く)
  4. 障害者雇用(他の社員と同じように働く)
  5. 障害者雇用(専門職や管理職)

すでに障害者雇用で働いている方は、3以降から読み始めればOKです。

>>障害者雇用の段階まで読み飛ばす

1.福祉的就労

就労継続支援A型、就労継続支援B型で「福祉的な支援」を受けながら働く方法です。

  • 働いていない期間が長く、いきなり就職する自信がない
  • 一般企業で働いてコミュニケーションを取れる自信がない
  • 体調が安定せず、遅刻や急な欠勤をしてしまう
  • 体力がなく、長時間働くのが難しい
  • 集中力が短時間しか続かない

といった人は、まずは就労継続支援で福祉的就労から始めるのが安心です。

A型は週20時間以上、決まった時間に働き、都道府県の最低賃金以上のお給料がもらえます。

支援や配慮は受けられますが、ある程度しっかり働くことが前提です。

B型は時間の制約がなく、自分のペースで働けますが、支給される「工賃」は最低賃金を下回ります。

その分、仕事の内容は簡単で、無理なく働けるので、働くことへの不安が強い方でも通いやすいです。

利用する施設や時間にもよりますが、厚生労働省が発表している平成30年度平均賃金・工賃では、月額の賃金はA型は16,118円、B型は76,887円が平均となっています。

2.就労移行支援

就労移行支援は、一般企業への障害者雇用での就職を目指す人が、訓練や就職支援を受けるために通う福祉施設です。

個人や就労継続支援、ハローワークなどを通じて就職活動するよりも非常に協力なサポートを受けられます。

利用料は前年度の本人+配偶者の収入で計算されますが、ほとんどの人は無料です。

利用できるのは1人あたり2年間まで。

事業所にもよりますが、平均1年前後で就職が決まる人が多いです。

早い人だと3ヶ月~半年程度で決まる人もいますね。

就労継続支援では貰えるお給料や工賃がなく、アルバイトも原則不可なので、通所中は無収入になります。

家族の援助・貯金・生活保護など、通所中の生活費の計画が必要です。(金銭面に不安のある人は、見学などの時に話せば相談に乗ってもらえます。)

就労継続支援を探す

3~.一般就労(障害者雇用)

一般就労には、3つのステップがあると考えています。

3.直近の職歴なし or 配慮をしっかり受けて働く(年収目安~300万)

  • 直近の就労実績や経験がない状態で就職した
  • 勤務にあたり、大きな配慮を受けている
  • 「障害者雇用の人用」の簡単な仕事をしている
  • フルタイム労働ではない

といった人が該当します。

「直近の職歴がない・経験がない」という人は、良いところに入ってもお給料は年収300万円程度が限界です。

多くの場合は年収200万円以下で就職しています。

年収300万以上の求人は、職歴・経験のある人からの応募が多いので、面接の担当者や上層部によっぽど気に入られたとか、上層部に知り合いがいるとかじゃなければ難しいでしょう。

それ以上の収入を目指すのなら、「職歴・経験を作ってから転職する」というステップアップが必要です。

また「無理のない、負担の少ない仕事を続けたい」「フルタイムで働くことは難しい」という人は、年収や雇用形態にこだわらずに、働きやすい職場を探したほうが良いですね。

ちなみに大手の就職・転職支援サービスの場合、ランスタッドは「直近の職歴なし・経験なしの人向け」や「負担の少ない仕事」の求人はあまり扱っていません。

dodaチャレンジatGPあたりは職歴・経歴を問わずに募集している求人もそこそこありますね。

ただ、どの求人も「ワード、エクセルなどの基本的なPCスキル」は必要なものが多いです。(PCスキル不要の求人もありますが、選べる幅がかなり狭まります)

パソコンの操作に自身がない人は、就労移行支援やパソコンスクールに通って、基本的な操作を覚えてから仕事を探したほうが、仕事探しの幅が広がります。

4.他の社員と同じように働く(年収目安300万~)

  • 直近1~2年で、ひとつの職場で継続して働いた実績がある
  • 通院・服薬・身体上必要なことなどを少しの配慮があれば働ける
  • 配慮により避ける部分を除き、他の社員と同程度の仕事ができる

という人が目指したいのは、年収300万円以上の求人です。

控除によっても異なりますが、年収300万・ボーナスなしの手取り月収は20万円前後です。

「少し配慮すれば、他の社員とほとんど同じぐらい業務をこなせる」状態が必要になりますが、ここまでは、「事務」「経理」などひとつの分野でコツコツ働いていれば、比較的たどり着きやすいラインです。

障害者雇用なのである程度の配慮は受けられますが「通院休暇の調整」「服薬時間の確保」「残業時間の調整」「身体的に必要な配慮」などが中心。

直近の職歴なし・経験なしの状態から採用されるのは難しいですが

  1. 最初は年収や雇用形態を気にせず、目指したい職種で仕事を探す
  2. 1~2年同じ職場で働いて「直近の職歴」と「経験」を作る
  3. 働きながら「直近の職歴あり」「経験者」として転職活動を行い、希望する条件の会社に転職する

というステップを踏むことで、たどり着きやすいです。

5.専門職や管理職などで働く(年収目安500万~)

高収入を目指したいなら、最終的には専門職や管理職などを目指すことになります。

障害者雇用でなくとも、500万円を超えるのなら、ハードワークだとか、すごく仕事ができるとか、何かしらの技術やスキルは必要です。

  • 管理職など、責任のある立場できちんと仕事ができる
  • 専門的なスキルや資格が必要な仕事ができる

という人が目指せるのが、年収500万円以上の求人です。

控除によっても異なりますが、年収500万・ボーナスなしの手取り月収は33万円前後です。

地域にもよりますが、ひとり暮らしなら余裕のある生活ができますし、結婚や子供がいても安定した生活ができます。

ただ、一般事務や簡単な製造業などでは、ここに到達するのはちょっと難しいです。(障害者雇用でなくても、事務で年収500万以上は珍しいです)

(職種としては「事務」でも、難しいものも含めた会社の雑務を全部こなせるレベルの人なら、500万行くこともあるかも。)

基本的には専門職や管理職など「会社に大きく貢献できる」形で働くことが必須になります。

管理職を目指すのなら、障害者雇用の人が昇進した実績のある企業を狙ったり、「管理職候補」「リーダー候補」の求人に応募するのが確実です。

転職支援サービスを使えば、過去の障害者雇用の実績を確認しながら求人を探したり、管理職候補としての採用の交渉を仲介してくれます。

管理職以外では、技術系、ITエンジニア、グラフィックデザイナーなどの特定のスキルがないと出来ないような仕事であれば、年収500万円を超えやすいですね。

ただこれも、数年かけて勉強し、実務経験を積んで、たどり着けるレベルです。

あとは営業で成績が良ければ年収は上がりますが、かなりの努力とセンスが必要です。

障害者雇用の転職で年収アップするならランスタッドがおすすめ

「就職」ではなく「転職」で年収アップを目指す方におすすめの転職支援サービスは「randstad(ランスタッド)」。

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正社員の質の良い求人に特化しており、大手企業や年収アップの特集ページも用意されており、年収アップを望む人に人気の転職支援サービスです。

障害者枠の高収入求人の探し方

障害者雇用での仕事探しは、ハローワークや求人情報サイトよりも、障害者向け就職・転職支援サービス(エージェント)がおすすめです。

ハローワークは無料、求人情報サイトも安価で求人を掲載できるので、人材にお金をかけたくない企業が多く集まっています。(その分、応募者の質も低いので、きちんと人材を探したい企業は避ける方法です。)

就職・転職支援サービス(エージェント)は企業が高い掲載費を払ってまで人材を探しているので、お金に余裕がある(=高収入が望める)企業の求人が多いんです。

また、ハローワークの職員は「希望を聞いて求人を教え、面接を取り付けること」が仕事。就職後のサポートは充実していませんし、障害者への専門的な対応のレベルも低いです。

求人情報サイトに至っては、ただ情報を載せるだけで、採用にあたってのやり取りはサポートしてくれません。

障害者向けの転職エージェントサイトは、丁寧なカウンセリング、面接指導、給与などの条件交渉、入社後のフォローなどのサポートが充実しています。

つまり障害がある人でも安心して職場探しを行うことができるのです。

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障害者雇用の「就職活動」は、通常の就職活動よりも有利かも

よく「障害者雇用で就職するのは不利!」という声を聞きますが、どちらかというと「障害者雇用での就職は有利」だと思います。

そもそも障害者雇用で働く人が就職で不利なのは

  • 職歴や経験が少ない人が多い
  • 負担の少ない簡単な仕事を選んでいる
  • 勤務時間が短い、残業が少ないなど、負担の少ない働き方を選択している

といった理由があります。

ひとつの求人に応募する人数(ライバルの数)も少ない

昇進・昇給にはコツが必要

日本では法律で「障害者であることを理由として、昇進の対象から障害者を排除することや、条件を障害者に対してのみ不利なものとすることは、障害者であることを理由とする差別に該当する。」と定められています。

つまり「障害を理由に昇進させないのはダメ」ということです。

でも実際のところ、障害者雇用で就職した人は、他の人に比べて昇進が難しいと言われています。

実際は

  • 業務上、なにか差し支えがあるかもしれない
  • 上の立場におくことで、負担をかけてしまうかもしれない
  • 障害者雇用の人を上の立場に置くことで、他の社員から不満が出るかもしれない

といった懸念から、昇進が難しくなりやすいんです。

さらに障害者雇用の法定雇用率のカウントは、平社員でも部長でも変わらないので、障害者雇用の人選んでを昇進させるメリットは特にないんですよね。

昇進が難しいということは、大きな昇給もなかなか望めません。

「お給料を上げたい」ということが目的なのであれば、今の職場での昇進・昇給を目指すよりも、お給料の水準が高い会社に転職した方が確実です。

会社内で昇進したいのであれば、上の人に交渉するしかないですが、成功率は低いし、気まずくなってしまう懸念もあります。

上を目指したい人に一番良い方法は、採用されるときに「管理職候補」「リーダー候補」といった条件で就職することです。

転職支援サービスを経由して仕事を探すのなら、候補としての求人探しや交渉を手伝ってもらえます。

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障害者雇用の教科書

就労継続支援A型の管理者の家族の手伝いをしていました。
現在はネットで、障がいを持つ方の就職・就労に関する情報を発信しています。

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