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障害者雇用の求人。ハローワークとエージェントはどっちが良い?

障害者雇用の基礎知識

障害者雇用の求人。ハローワークとエージェントはどっちが良い?

就職・転職先を探すとき、多くの人が使うのが「ハローワーク」と「就職・転職エージェントサイト」。

この2つは似ているようで大きな差があり、求めるお仕事によっておすすめの探し方が変わります。

この記事では、「ハローワーク」と「就職・転職エージェントサイト」の違い、人によってどちらがおすすめなのかを紹介します。

ハローワークとエージェントの違い

まず最初に、ハローワークと就職・転職エージェントサイトの違いをざっくり解説します。

ハローワーク

  • 税金で運営する行政機関
  • 低賃金のアルバイト求人がメイン
  • 条件の悪い求人が多い
  • 一般的な就労が難しい人向けの仕事も見つかる

正式名称は「公安職業安定所」。国(厚生労働省)が設置する行政機関です。

税金によって運営されており、企業は無料で求人を出すことができ、ハローワーク経由で障害者を採用すると助成金が貰えることがあります。

一般企業の障害者雇用の求人の質は悪く、低賃金のアルバイト求人がメインです。

ただし就労継続支援への就職や、障害が重い方・一般的な就労が難しい方向けの「低賃金だけど簡単なお仕事」を探すならハローワークの方が見つかりやすいです。

就職・転職エージェントサイト

  • 人材を求める企業から受け取る紹介料で運営する一般企業
  • ハローワークよりも高収入・好条件・正社員の求人が多い
  • ハローワークよりも求められるレベルは上がる

一般企業が運営する、就職・転職の仲介を行うサイトです。大手だと「atGP」「dodaチャレンジ」あたりが有名ですね。

求職者と企業をマッチングさせたときに企業から支払われる紹介料で運営されているので、ハローワークよりも資金が潤沢にあります。

就職・転職を成功させないと利益がでないので、ハローワークに比べてサポートが手厚いです。

また「紹介料を払ってでも、いい人材が欲しい」という企業が多いので、求人の質が良いのが特徴です。

ただし、企業側は紹介料を払って人材を探すので、ハローワークに比べて求められるレベルは上がります。

ハローワークよりエージェントの求人の質が良い理由

ハローワークは無料で求人を出せて、助成金が貰えることもあり、企業にとってコスト的には好条件な場所です。そのため

  • 会社に資金の余裕がなくて、求人にお金かけられない(支援体制が弱い、賃金未払い、倒産のリスク)
  • 誰でもいいからお金をかけずに人材を集めたい(低賃金、スキルにならない単純業務)
  • そんなに人材を求めてないけど、すごく良い人がいたら採用しよう(面接後の採用率が低い)
  • 助成金を貰って、適当なタイミングで辞めてもらおう(いじめ、劣悪な人間関係)

といった、条件の悪い求人が非常多く出ています。

だから、かしこい求職者は「ハローワークで仕事を探しても、良い仕事が見つからなさそうだから、ハローワークは使わない」と気付き、民間のエージェントに流れています。

つまり企業にとっては「ハローワーク経由で人材を探しても良い人が見つからない」という状態ですね。

そこで、資金に余裕があるしっかりした企業は「お金はかかるけど、民間のエージェントにお願いして、優秀な人材を採用したい」と考え、エージェントに集まります。

そのためエージェントは求職者にとって

  • 運営資金に余裕がある(給料が高い、倒産のリスクが低い)
  • 人材を大事にする(働きやすい環境)

といった企業の求人が揃っているのです。

障害者の方が仕事を探すときは、就職・転職エージェントを利用した方が、条件の良い仕事が見つかります。

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エージェントの求人は優秀な人しか採用されない?

障害者向けの就職・転職エージェントサイトを利用した人の声で「あなたに紹介できる求人はないと言われた」という意見を時々見かけます。

これにより「エージェントって優秀な人しか採用されないんじゃないの?」と思われがちですが、意外とハードルは低いです。

  • 決められた出勤日・出勤時間にちゃんと行って働ける
  • 職場の人間と、最低限のコミュニケーションが取れる
  • 与えられた仕事にしっかり向き合い、出来る範囲でこなせる

この3点が満たせるのであれば、年収・職種・地域などの条件を厳しくしなければ、何かしらのお仕事は見つかる可能性が高いです。

一般的な就労が難しければ、ハローワークで仕事を探すしかない?

「毎日安定して出勤する自信がない」「障害が重く、普通に仕事をこなす自信がない」という方がすぐに就職活動を行った場合、エージェントにある好条件のお仕事に就くことは難しいです。

ハローワークで見つかる、誰でもできる簡単な仕事や、就労継続支援であればすぐに働ける可能性はありますが、給料はほぼ最低賃金で、続けていてもスキルになるような業務は少ないです。

そんな方におすすめなのは『就労移行支援しゅうろういこうしえん』の利用です。

就労移行支援は障害者の方が通う職業訓練校のような施設。

まずは毎日安定して通う練習から始まり、ビジネスマナーやパソコンなどのスキルを身に着けていきます。

それぞれの障害の特性や性格によって個別でサポートが受けられるので、「障害が重く、普通に仕事をこなす自信がない」という方でも、あなたが出来ることを見つけ、その部分を伸ばすサポートが行われます。

最終的には企業インターンシップや就職活動を行い、就職先が決まり、しっかり定着できるところまで、トータル的なサポートが行われる施設です。

ただし通っている間(早く就職が決まる方で2~3ヶ月程度)は無収入になるので、その間の生活費の捻出が必要になります。

通っている間の生活がどうにか出来るのであれば、障害者の方が仕事を探す上で、非常におすすめの方法です。

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