大手人材サービスグループが運営する就労移行支援『SAKURAセンター』について詳しく紹介します。
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SAKURAセンターとは?
対象者 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方 65歳未満の方 一般企業へ就職したいと考えている方 |
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対象地域 | 全国15箇所(関東・福岡) |
就職実績 | 全体数は非公開 1センター(岡谷センター)では2022年度8名 2015年5月から累計50名 |
定着率(6ヶ月後) | 100%(岡谷センター2022年度) 95%(岡谷センター過去3年間) |
ポイント | 大手人材サービス会社のカリキュラムを採用 |
公式サイト | https://socat.jp/ |
SAKURAセンターは、大手人材サービス・キャムコムグループに所属する、株式会社綜合キャリアトラストが運営する就労移行支援です。
母体が人材派遣会社のため、膨大かつ自分の特性・希望の働き方にマッチした就職先を選ぶことができます。
さらに、実際の職場とほぼ同じ環境・スケジュールを組んでいるため、職場での適応がスムーズになります。
実際に受注した業務を行い、賃金のある業務を行えることもあります。
強みは「LQプログラム」
LQプログラムは、キャムコムグループが独自に開発したプログラム。
日常行動として求められることを実践的にトレーニングすることで、個々の行動レベルの向上・意識改革・勤労資質向上に繋げます。
SAKURAセンターで実施しているLQプログラムは、障害者雇用で就労を目指すためにさらにアレンジされたもの。
業務スキルだけでなく、「一緒に仕事をしたい」と思われる要素をトータルに身につけられます。
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どんな人が利用できるの?
障害または難病があり、18歳以上から65歳未満で一般就労等を目指す方が利用できます。
障害の場合は精神障がい、知的障がい、発達障がい、身体障がいなどの障がいのある方。
障害者手帳を持っていなくても、医師や自治体などの判断で就職が困難と認められれば利用できます。
難病の場合は障害者総合支援法の対象疾病となっている難病のある方が対象です。
利用は原則2年まで
就労移行支援の利用は、受給者証発行後2年間(24ヶ月)が期限です。
市区町村に申請し、認められれば2年を超えて利用することもできます。
市区町村外からでも利用OK
SAKURAセンターは利用地域に制限はないので、住んでいる市区町村外からでも通えます。
利用手続きなどは住んでいる地域の福祉サービスで行います。
距離に関わらず、交通費の助成はないので、自分で負担するか、市町村の制度を利用しましょう。
SAKURAセンターを利用するには。手続きの流れ
SAKURAセンターを利用するまでには見学→体験実習→利用手続きの3つのステップがあります。
1:見学&体験
SAKURAセンターのオフィスを訪問し、見学して雰囲気を知ることが出来ます。
利用に関して知りたいこと、不安なことがあれば、見学の時点で相談することが可能です。
見学の申し込みは、公式サイトのWEBフォームから簡単に行えます。
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見学して利用を検討しはじめたら、体験が可能。
おすすめの回数は3回ですが、決心がつくまで何度でも体験利用が可能です。
2:手続き
見学してみてSAKURAセンターを利用したいと思ったら、市町村の窓口で受給者証を申請します。
手続きに関してわからないことがあれば、SAKURAセンターのスタッフがサポートしてくれます。
3:利用開始
手続きが終われば、正式利用開始です。
手続きに必要なもの
- 市区町村の福祉サービス課で発行される障がい福祉サービス・地域相談支援『受給者証』
SAKURAセンターで利用料や給料は発生する?
SAKURAセンターに通うとき、支払う利用料や、貰える給料はあるのでしょうか。
利用料は90%以上の人が無料
就労移行支援はどこの事業所でも、前年度の世帯収入に応じて上限が定められた利用料が発生します。
生活保護世帯 | 無料 |
市区町村民税非課税世帯 ※年収300万以下ぐらい | 無料 |
市区町村課税世帯(所得割16万未満) ※年収600円以下ぐらい 入所施設利用者 | 月9300円 |
上記以外 | 月37200円 |
実際に利用している人は、90%以上の人が利用料が無料になっています。
利用料の計算対象は、本人と配偶者のみ。
未婚で前年度が住民税非課税、ご両親が高収入という方は、利用料は発生しません。
本人に収入がなくても、配偶者の収入がある方は、利用料が発生する可能性があります。
交通費は自己負担
SAKURAセンターに通うときに必要な交通費は、自己負担になります。
自治体によっては、交通費の助成が出る場合もあるので、自治体の制度を調べてみましょう。
自治体の交通費助成例
東京都:一定の条件を満たす方に「都営交通無料乗車券」を発行
横浜市:1回あたりの運賃または定期券代を計算して支給
大阪府:1ヶ月5000円を限度として支給
※実際の支給には細かいルールがあります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
工賃が貰える事がある
就労移行支援は事業所によっては、工賃が発生するトレーニングを行い、お小遣い程度の収入を得ることができます。
SAKURAセンターでは、「工賃を受け取り仕事をする」という体験が、今後仕事をする皆さんのよい経験になると考え、工賃が貰える生産活動を取り入れています。
どの事業所でも言えることですが、あくまでもメインは働くための訓練なので、作業による工賃を「生活費」としてあてにするのはNG。「臨時収入」程度に思っておきましょう。
お弁当は支給なし
就労移行支援の中には、通うとお弁当がもらえるところもありますが、SAKURAセンターではお弁当の支給はありません。
どの事業所も立地条件は良いので、朝やお昼休みに自分でコンビニ買いに行くことも可能です。
実際に就職した後は職場からお弁当が出ることは少ないので、お昼ご飯の調達も働くためのリズム作りの一貫です。
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SAKURAセンターではどんなことをするの?
SAKURAセンターで行うことは
- 働くためのマナーの訓練
- パソコンスキル訓練
- グループワーク
- 就職活動・就職後に必要な知識の学習
- 作業訓練
- 受注活動
などです。
1週間の利用日数・時間。1回・午前or午後だけでもOK
基本的な開所時間は10~15時ぐらい(事業所によって異なる)ですが、週○回、○時間以上などの制約はありません。
自分の体調に合わせて、通う時間を調整することができます。
ただし実際に就職すると、週4~5回、1日6~8時間ほどの勤務が始まります。
就職移行支援に通っているペースは、就職時のアピールポイントにできるので、なるべく毎日通ったほうが就職には繋がります。
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SAKURAセンターの就労定着支援サービス
SAKURAセンターでは、一般企業に就職した人が、自信をもって長く働き続けるためにサポートするサービス『就労定着支援』も実施しています。
本人との面談以外にも、勤務先や医療機関とも連携を取り、定着への支援を行っています。
就労定着支援は強制ではないので、就職してきちんど就労・生活できている方は、無理して受けなくてもOKです。
利用期間は最大3年6ヶ月
就労定着支援を利用できる期間は最大で3年6ヶ月です。
働き始めてわかった課題を把握して、集中して改善に取り組みます。
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SAKURAセンターに通った人の口コミ評判
SAKURAセンターの事業所一覧
全国に15箇所あります。
- SAKURA新宿センター(東京)
- SAKURA早稲田センター(東京)
- SAKURA杉並センター(東京)
- SAKURA池袋センター(東京)
- SAKURA蒲田センター(東京)
- SAKURAわらびセンター(埼玉)
- SAKURA前橋センター(群馬)
- SAKURA松本中央センター(長野)
- SAKURA松本センター(長野)
- SAKURA岡谷センター(長野)
- SAKURA長野センター(長野)
- SAKURA長野南センター(長野)
- SAKURA新潟センター(新潟)
- SAKURA新潟NEXTセンター(新潟)
- SAKURA富山センター(富山)
- SAKURA山梨センター(山梨)
- SAKURA福岡天神センター(福岡)
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就職実績
具体的な就職先は公開されていませんが、公式サイトで事業所ごとの実績が公開されています。
さらに詳しい実績を公開している事業所も。
岡谷センターでは2022年度に8名就職。
過去3年間の職場定着率は95%を達成しています。
全体では「職種別就労実績」「特性別就労実績」も公開されています。
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💡就労移行支援選びで失敗しないコツ💡
就労移行支援に通いたいと思った時、まず考えるのは「どこの就労移行支援に通うのか」。
私が「ここがイチオシ」と教えてあげれば早いのですが、地域や事業所、あなたの性格や特性によって最適な就労移行支援は変わるので、ピンポイントで指定することは難しいです。
そこで私がおすすめする『就労移行支援選びで失敗しないコツ』はこれ。
大手を含む、最低2箇所以上見学してから決める
ことです。
見学に行くのは少し手間ですが、1箇所だけではそこが良いのか悪いのか、自分に合っているのかの判断ができません。
なぜ「大手を含む」なのかというと、大手はサポートや訓練に関して良くも悪くも『無難』です。「通ってみたら、とんでもない事業所だった」というリスクもありません。他の就労移行支援と比較する基準づくりにもなるので、まずは大手から見学すると選びやすいでしょう。
通っている間に、突然閉鎖されるリスクも低いので安心して通えます。
さらに大手は企業との結びつきが強いので、実習先・就職先を決めるときにも有利です。
地域の小さな就労移行支援にも『独自の制度やサポートがある』『訓練や就職において地元での結びつきが強い』『親身になってくれるスタッフが多い』といった大手にはないメリットが受けられる可能性もあるので、大手と小さな就労移行支援、どちらも見学しておいた方が安心ですね。
大手の就労移行支援をまとめてチェック
ミラトレ | ココルポート | SAKURAセンター | リタリコワークス | atGPジョブトレ IT・WEB | リンクビー | リドアーズ | シゴトライ |
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グーグルマップより引用